FKリスタートで衝撃の“ツインフェイント”!? 味方幻惑の珍場面に反響「笑いの殿堂入り」

(左から)ズウォーレMFクリント・レーマンス、FWユネス・ナムリ【写真:Getty Images】
(左から)ズウォーレMFクリント・レーマンス、FWユネス・ナムリ【写真:Getty Images】

ズウォーレのナムリとレーマンスがFKリスタート時に同じ動きで観る者を幻惑

 日本のMF堂安律(フローニンゲン)がプレーするオランダ1部エールディビジは、8月10日に新シーズンが開幕。リーグ戦は第2節まで消化している。そんななか、現地時間19日のユトレヒト対ズウォーレ戦で、FKスポットに立った二人が同時にリスタートする“ツインフェイント”が「笑いの殿堂入り」「何か忘れ物かい?」と反響を呼んでいる。

 ズウォーレは前半26分に失点を喫し、敵地で1点のビハインドを背負う。その4分後、敵陣の左サイドでFKを獲得すると、21番のデンマーク人FWユネス・ナムリと8番のオランダ人MFクリント・レーマンスがキックポイントへ。すると、二人はそれぞれが素早いリスタートを蹴ると思ったのか、おもむろにゴールに向かって走り始めたが、隣で同じ動きをするお互いを視界に捉えて急停止。レーマンスは予期せぬ“ツインフェイント”に、バツが悪そうに苦笑いを浮かべながらボールの後方へと戻っていった。

 衛星放送「FOXスポーツ」オランダ版公式インスタグラムは、「君たち、何か忘れ物かい?」と笑い転がる絵文字をつけてこの珍場面を紹介。するとコメント欄には「新種のFK?」「笑いの殿堂入り」「コメディーショー」「生で見れなかったのがショック」とファンからの爆笑コメントが相次いだ。

 また、オランダのサッカー専門サイト「VoetbalPrimeur」も「気まずい瞬間」と特集。「ナムリとレーマンスはクイックリスタートを試みたが、彼らはお互いにどちらがFKを蹴るのか、どちらが敵陣に入っていくのか理解していなかった。少し気まずい空気が流れた」とユニークに報じている。

 ズウォーレは0-2でユトレヒトに敗れ、ナムリとレーマンスにとっては後味の悪いゲームとなってしまった。

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