下位対決を制したのは名古屋! 破竹の5連勝で鳥栖を撃破、トーレスはまたも不発

名古屋は5連勝、トーレスはまたも不発…【写真:Getty Images】
名古屋は5連勝、トーレスはまたも不発…【写真:Getty Images】

16位名古屋と15位鳥栖の残留を懸けた直接対決 エースのジョー不在も名古屋に軍配

 名古屋グランパスは19日、J1第23節でサガン鳥栖と対戦し、3-0で完勝。5連勝で鳥栖との下位対決を制し、順位を逆転させた。

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 16位名古屋は4連勝と好調を維持する一方、15位鳥栖も直近5試合で2勝2分1敗と着実に勝ち点を積み重ね、残留争いを繰り広げるチーム同士が直接対決。この日は4戦連発で名古屋はチーム内得点王の元ブラジル代表FWジョーを出場停止で欠く一戦となったが、ホームチームが躍動した

 前半21分、ボックス手前でFW前田直輝がスルーパスを出すと、抜け出したMF金井貢史がニアサイドにシュートを突き刺して名古屋が先制。3試合連続クリーンシートを達成していた鳥栖の牙城を崩すことに成功した。

 後半は元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス、元日本代表FW金崎夢生が形成する鳥栖の強力2トップを軸に押し込まれる展開が続く。しかし後半17分、右サイドからMFエドゥアルド・ネットが左足のアウトサイドキックでクロスを入れると、DF和泉竜司が左足のダイレクトボレーで合わせて名古屋が追加点を奪った。

 後半30分にも前田がこぼれ球を押し込んで3点目を奪い、完封勝利を収めた。この勝利により、鳥栖との順位が逆転。5連勝となった名古屋はプレーオフ出場圏の16位から脱した一方、またもトーレスが不発に終わった鳥栖は残留に黄色信号が灯っている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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