C・ロナウドが大人な対応 乱入者との“頬寄せショット”に英紙驚愕「喜んでポーズ」
ユースチームとの練習試合でいきなり移籍後初ゴールの千両役者ぶりをも…
今夏、スペイン1部レアル・マドリーからイタリア1部ユベントスに移籍したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、12日に行われた伝統の紅白戦に先発出場し、実戦デビュー戦で1ゴールをマークした。試合はファンの大量乱入により20分を残して打ち切りとなったが、駆け寄ってきたファンの自撮りに応じるなど“大人な対応”を見せ、海外紙も「サポーターがセキュリティーに引き剥がされる前に、喜んでポーズをとった」と報じている。
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移籍金1億1200万ユーロ(約140億円)でユベントスに加入したスターは千両役者ぶりを発揮した。ワントップで先発したロナウドは前半8分、イタリア代表MFフェデリコ・ベルナルデスキのパスから最終ラインの裏に抜け出すと、背後をちらりと確認する余裕を見せつつ右足を一閃。冷静にシュートを叩き込んでネットを揺らし、移籍後初ゴールをマークした。
オウンゴールで加点後、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが2ゴールを続けざまに奪い、後半にはイタリア代表MFクラウディオ・マルキージオがダメ押し点を決めて5-0とユースチームを圧倒。昨季から10番を背負うディバラとも好連係を披露したロナウドは、3ゴールに関与するなど強烈な存在感を示し、ファンを熱狂させた。
この一戦はユベントスのメインスポンサーを務める自動車メーカー「FIAT」創業者ジョヴァンニ・アニエッリ氏が生まれた地でもある「ヴィッラール・ペローザ」で行われたが、試合中にゴール裏からセキュリティーの制止を振り切って次々とファンがピッチに乱入。選手に抱きついたり、追いかけ回すなどもみくちゃとなった。