堂安、オランダの「必見U-21スター50人」選出 今季も輝けば「来夏残留はほぼ不可能」

フローニンゲンのMF堂安律【写真:Getty Images】
フローニンゲンのMF堂安律【写真:Getty Images】

オランダメディアも2年目の活躍に太鼓判 「できればELに導きたいと考えている」

 オランダ1部フローニンゲンのMF堂安律は、海外挑戦2年目を迎える。8月10日にリーグ開幕を控えるなか、オランダメディアは2018-19シーズンの「見るべきエールディビジのU-21スター50人」を選出し、日本が誇る20歳のレフティーも堂々と名を連ねている。

 堂安は2017年6月、J1ガンバ大阪からフローニンゲンに期限付き移籍。1年目ながら、エールディビジで29試合に出場して9ゴール4アシストを記録し、同クラブに所属した10代選手としては元オランダ代表MFアリエン・ロッベン(現バイエルン)らわずか3人しか成し遂げていない8ゴール以上をクリアした。クラブのシーズンMVPにも選ばれ、完全移籍のオプション行使と新たに3年契約が締結された。

 新シーズンから7番を背負う堂安は、7月24日の練習試合デ・フラーフスハプ戦でアシストを決めるなど順調な仕上がりを見せている。12日にフィテッセとの開幕戦を控えるなか、オランダのサッカー専門サイト「FOOTBALL ORANJE」は、2018-19シーズンの「見るべきエールディビジのU-21スター50人」を独自にセレクト。20歳の堂安もしっかりと名を連ねている。

「ドウアンは昨季のエールディビジにおいて新たな発見だった。多彩な攻撃的MFでウイングを主戦場とするが、10番(トップ下)に配置された時がベストだ。優秀なドリブラーであるだけでなく、広い視野とパスセンス、得点能力を兼ね備えている。彼は少なくともチームをトップ10以内、できればヨーロッパリーグ(EL)に導きたいと考えている。昨季と同じゴール数を挙げれば、来夏に彼を残留させることはほぼ不可能だろう」

 今年4月にはプレミアリーグのマンチェスター・シティからもオファーが届くなど、欧州の強豪も熱視線を送る堂安。東京五輪を2年後に控え、オランダ2年目でさらなる進化を遂げられるか、注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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