「オブラク獲得なら130億円かかる」 クロップが史上最高額の新GKは“適正価格”と主張

(左から)アトレチコ・マドリードのGKヤン・オブラク、クロップ監督【写真:Getty Images】
(左から)アトレチコ・マドリードのGKヤン・オブラク、クロップ監督【写真:Getty Images】

今夏アリソンをGK史上最高額の98億円で獲得、批判的な声も上がる

 リバプールは今夏の移籍市場で、ブラジル代表GKアリソンの獲得にGK史上最高額となる6700万ポンド(約98億円)を投じて獲得した。その金額に対し批判の声が上がるなか、アトレチコ・マドリードのスロベニア代表GKヤン・オブラクを例に出しながら、決して法外な投資ではないという自身の見解を示した。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

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 ロシア・ワールドカップ(W杯)でブラジル代表の守護神としてプレーしたアリソンは、ベスト8で敗退後、ローマからリバプールへの完全移籍を発表した。その金額がGK史上最高額となる6700万ポンドに達したことで、多くの人々から批判を浴びている。

 しかし、クロップ監督は「誰もがこの移籍金は大金だと思っているだろうし、実際にこれは大金だと思う。だけど、彼はクレイジーな金額で移籍したわけではない」とアリソンと契約ができたことへの喜びを語りつつ、アトレチコで輝きを放つ守護神オブラクを例に出して、他により高い価値を持つGKがいることを説明した。

「例えば、オブラクの獲得にかかる金額は1億ユーロ(約130億円)だ。すごいだろ! 今年はGKのポジションにおいて、いくつかの出来事が起こっているのは明らかだよ。最高のプレーヤーを獲得しようとすることは、我々にとっての仕事の一部だ。GKの市場は他とは異なる。なぜなら、毎年全ての選手の獲得が可能になるわけではないし、特長についても同じことが言えるからね」

 現在リバプールにはドイツ人GKロリス・カリウス、ベルギー代表GKシモン・ミニョレが在籍するが、GK史上最高額選手としてプレミア上陸を果たしたアリソンは、彼らとの守護神争いを制し、開幕戦のピッチに立つのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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