酒井宏樹のマルセイユ、昨季サポーター暴動で処分 EL初戦の無観客試合&罰金1300万円

酒井宏樹が所属するマルセイユ【写真:Getty Images】
酒井宏樹が所属するマルセイユ【写真:Getty Images】

UEFAが発表、今後2年間で問題行為発覚なら参加禁止へ

 日本代表DF酒井宏樹の所属するフランス1部オリンピック・マルセイユが、欧州サッカー連盟(UEFA)から罰金と新シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)ホームゲーム初戦を無観客試合とする処分が下された。昨季のEL4試合でサポーターによる暴動があったためとされている。

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 昨季はELで準優勝を果たしたマルセイユ。しかし、4月12日に行われたRBライプツィヒ戦、同26日の本拠地ザルツブルク戦、5月3日の敵地ザルツブルク戦、そして同16日の決勝アトレチコ・マドリード戦と計4試合でファンが発煙筒などの物をピッチに投げ込むなどの騒動を起こした。

発煙筒を焚くマルセイユサポーター【写真:Getty Images】
発煙筒を焚くマルセイユサポーター【写真:Getty Images】

 決勝の開催スタジアムだったパルク・オリンピック・リヨン(リヨン)の器物破損や試合のキックオフ遅延など、ファンによる規定違反が相次いだ。これにより、マルセイユは次のUEFA主催大会でのホームゲームで無観客試合となることが決定。昨季はリーグ4位に入り、今季はELに出場する。

 さらに、今後2年間のうちにさらなる問題行為が発覚すれば、UEFAの大会へ参加禁止となることも発表された。UEFAに対する罰金10万ユーロ(約1300万円)とスタジアム修繕費の支払いも言い渡されるなど、サポーターの過激な行動は波紋を広げている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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