「私もムバッペをほしかった」 名将ベンゲル、19歳神童を称賛「次世代のペレになれる」

ベンゲル氏(左)はムバッペ(右)に対して感じたこと、なぜ獲得を希望していたのかを語った【写真:Getty Images】
ベンゲル氏(左)はムバッペ(右)に対して感じたこと、なぜ獲得を希望していたのかを語った【写真:Getty Images】

ストライカーとしての才能を称賛「偉大な選手の持つクオリティー」

 フランス代表FWキリアン・ムバッペは、現地時間6月30日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦のアルゼンチン戦(4-3)で2ゴールを奪い、FIFA(国際サッカー連盟)のマン・オブ・ザ・マッチに選出された。世界の注目を集める19歳の神童だが、今季ASモナコからパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍する前、アーセナルも獲得を望んでいたという。英サッカーサイト「Football.London」が伝えている。

 アーセナルで今季まで約22年にわたり指揮を執ったアーセン・ベンゲル氏は、フランスのスポーツ番組「Telefoot」のインタビューに応じ、ムバッペに対して感じたこと、なぜ獲得を希望していたのかを語っていた。

 記事によれば、ベンゲル氏はムバッペについて1958年と70年W杯で一世を風靡し、サッカーの歴史に名を刻んだペレを引き合いに、「ムバッペは次世代のペレになれる。彼には限界がなく、まだ18歳でこれから強くなるばかりだ。私も彼をほしかったが、我々には高すぎた」とコメントしていたという。

 ムバッペは2016-17シーズンにモナコでフランス1部優勝と、UEFAチャンピオンズリーグ4強に貢献。そして、6月30日のロシアW杯決勝トーナメント1回戦ではFWリオネル・メッシ擁する強豪アルゼンチン相手に2ゴールをもぎ取った。だが、何がそこまでムバッペを“特別”にしているのだろうか。

 ベンゲル氏は「彼はストライカーとしてのバランスが良い。ゴールを決めるし、チャンスを作れる。偉大な選手の持つクオリティーだ」と評価していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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