日本勝利の鍵は「勇気」と「左WBの裏」 90年W杯優勝リトバルスキーがベルギーの弱点指摘

リトバルスキー氏は、3-4-3のベルギーが見せるわずかな隙について指摘した【写真:Getty Images】
リトバルスキー氏は、3-4-3のベルギーが見せるわずかな隙について指摘した【写真:Getty Images】

3-4-3のベルギーが見せるわずかな隙 「狙いたいのはカラスコの裏のスペース」

 日本代表は現地時間2日にロストフ・アレーナで行われるロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦で、日本史上初となるW杯ベスト8進出を懸けてベルギー代表と対戦する。欧州ビッグクラブで活躍するスター選手を数多く擁する相手を前に、日本の世界的な下馬評はかなり低いが、ジャイアントキリングの続く今大会の流れに乗れるだろうか――。

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 現役時代に西ドイツ代表(当時)の一員として1982年大会からW杯に3大会連続出場、90年イタリア大会で優勝し、残りの2大会で準優勝2回という圧倒的な経験値を誇るピエール・リトバルスキー氏が、強豪ベルギーに存在するわずかな死角について分析してくれた。

「日本にとっては間違いなく困難な試合になりますが、戦術的には付け入る部分も存在します。日本がターゲットにしたいのは、左ウイングバックのカラスコの裏のスペースです。ベルギーは3-4-3システムなので、元々ディフェンスラインのサイドにはスペースがあります。右ウイングバックのムニエは、クラブでも4バックのサイドバックでプレーしているので、守備に戻る意識も高い。一方、カラスコは攻撃的なプレーヤー。守備の意識はそこまで高くないので、付け入る隙はあります」

 現在ブンデスリーガのヴォルフスブルクでスカウト部長を務めるリトバルスキー氏は、ベルギー代表選手がプレーするクラブや代表の試合を数え切れないほど視察してきた。そのうえで、3バックの左センターバックで先発が予想されるDFヤン・ヴェルトンゲン(トットナム)と、左ウイングバックを務めるMFヤニック・カラスコ(大連一方)のギャップが狙い目だと分析する。

 そして、攻略するには「勇気」が必要だという。

「センターライン付近でボールを奪ってカウンターを仕掛けたい。できればルカク、アザール、メルテンスの3トップと中盤の4枚のスペースでボールを取りたい。自陣でボールを奪っても、サイドのスペースまでの距離が遠すぎる。最終ラインを高めに設定する。そして、長谷部と柴崎がセンターサークル近くでボールを奪う。そこから素早くサイドのスペースを使いたい。ベルギーはどんなに圧勝しても、なぜか失点してしまう悪癖がある。高い位置でボールを奪い、サイドのスペースに素早く展開できれば戦術的にはワンチャンスあると思います」

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