W杯で急成長…日本代表を支える「覚醒カルテット」 ベスト布陣から外せない理由

「覚醒カルテット」が西野ジャパンの活力、ロシアW杯で歴史の扉を開くか

 4月にバヒド・ハリルホジッチ前監督が電撃解任され、日本サッカー界に激震が走った。西野体制が発足後も依然としてチームの輪郭は見えず、初陣となった5月30日の国際親善試合ガーナ戦(0-2)では3バックシステムなどもテストしたが機能せずに完敗。国内壮行試合を終えても暗雲が晴れるどころか一層濃くなり、W杯の事前合宿へと出発した。

 8日の同スイス戦(0-2)、12日のパラグアイ戦を経て、徐々にチームの骨格が固まり、そして初戦のコロンビア戦を迎えている。西野監督は“ベストメンバー”と判断した11人を送り出し、交代選手も含めて指揮官の期待に応え、見事に金星を挙げた。

 そんな西野ジャパンに活力を与えている筆頭が、昌子、酒井宏、乾、柴崎の4人と言える。日本は過去のW杯で16強(2002年日韓W杯、2010年南アフリカW杯)が最高位だ。果たして、西野ジャパンは新たな歴史の扉を開くのか。“覚醒カルテット”の活躍に懸かっていると言っても過言ではないだろう。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング