レッズMF痛恨の退場で主審に苦言「日本サッカーは球際に弱いと言われる…」

宇賀神、タックルで2枚目の警告で、ハリル監督に同調

 浦和レッズは20日の第16節の敵地神戸戦で1−1のドローで、2004年以来となるステージ優勝を果たした。浦和MF宇賀神友弥はイエローカードを2枚受け、退場処分となった。チームに迷惑をかけたと反省する一方、主審への苦言も口にした。
 「(退場して)喜ぶのは申し訳ない気持ちがあったが、自分が積み上げてきたものがあったからピッチの中に入れてもらった」
 宇賀神はこう語った。後半30分にアクシデントは起きた。浦和のセットプレーのチャンスから相手のクリアからカウンターの体勢に入った。五分五分のボールで、DF相馬に対し、やや足を上げながら滑り込んだ格好となった。スパイクの裏を見せながらの危険なタックルとみなされ、この日2枚目のイエローカードを出された。退場処分となった宇賀神は全身で不満を示していた。数的不利になった浦和はFW興梠を下げ、サイドバックの橋本を投入。前線でキープ力を示し、攻撃の起点となっていたストライカーを下げた浦和は、これを境に一気に防戦一方となる。そして、後半39分にレッズOBの相馬のクロスからFW渡辺に同点弾を許した。
 2位G大阪が仙台と引き分けとなったために、試合終了を待たずに浦和はファーストステージ優勝を決めた。宇賀神の退場は結果的に致命傷にならなかったが、自身の退場については「(2枚目のイエローは)接触で、正直厳しい判定。日本のサッカーは球際に弱いと言われるけど、見直してほしい」と苦言を呈していた。
 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督はJリーグの試合で競り合いの激しさの欠如に不満を公言しているが、宇賀神はこの意見に同調した格好だ。
 ファーストステージ最終節の新潟戦は出場停止となる。「(退場は)チームに迷惑をかけた。相手の時間になりかけていて、守備に追われた。1枚目をもらっていたのに、軽率だった」と最後は反省していた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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