“小さな魔法使い”香川真司、華麗な2ゴール選出! ドルトムント「年間ベスト弾10傑」

「ドルトムント年間ベスト弾10傑」香川真司の華麗な2ゴールが選出【写真:Getty Images】
「ドルトムント年間ベスト弾10傑」香川真司の華麗な2ゴールが選出【写真:Getty Images】

ブンデス公式がドルトムントの年間ゴラッソ10傑を選出、スーパーゴール動画も公開

 左足首の故障により今季後半戦で長期離脱を余儀なくされたドルトムントの日本代表MF香川真司。コンディションへの不安から日本代表の西野朗監督も5月30日の国際親善試合ガーナ戦後半から香川をテスト。0-2と敗戦の翌日、ロシア・ワールドカップ(W杯)登録メンバー23人を発表したなか、サプライズなどはなく、香川は2大会連続の選出を果たした。下馬評での期待値は決して高いとは言えない西野ジャパンだが、ドイツで輝くプレーを見せた「Shinji Kagawa」が救世主になるかもしれない。

 ブンデスリーガ公式サイト英語版ではドルトムントの今季のリーグ戦64ゴールの中から年間ゴラッソ10傑を選出。公式YouTubeチャンネルで動画も公開され、“小さな魔法使い”の異名を取る香川のスーパーゴール2本が堂々の選出を果たしている。

 今季ゴラッソ6位に選出されたのは1月27日の本拠地フライブルク戦で決めたスーパーボレー弾だった。前半9分、オーバーラップしたポーランド代表DFウカシュ・ピシュチェクのシュートが相手二人に当たって浮き球になったところを、ファーサイドで待ち構えた香川の体が宙に舞った。体を背後に倒しながら右足で完璧なボレーシュートを叩き込んだ。

 そして、2位は昨年9月にブンデスリーガの月間最優秀ゴールに選出された芸術的なループ弾が選出された。9月30日の敵地アウクスブルク戦前半23分、FWアンドリー・ヤルモレンコの横パスをダイレクトで合わせる。GKのポジションが完璧に計算された華麗に描いた放物線はゴール左隅に突き刺さった。

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