連覇へ縁起もいい? 宮間が2大会連続で初戦決勝PK、「入って最高です」

自身節目の代表150試合目で決勝ゴールを決めた宮間

 なでしこジャパンMF宮間あや(岡山湯郷)が8日(日本時間9日)、女子FIFAワールドカップカナダ大会初戦スイス戦で前半26分、決勝PKを決める活躍で1-0の勝利に貢献。国際Aマッチ150試合目となる節目の試合を白星で飾った。

 FW安藤が前線に飛び込み、相手GKと激突してもぎ取ったPKのチャンス。ペナルティスポットに立った宮間は冷静だった。ボールにアプローチする間、スイス守護神タールマンの動きをじっくりと見る。だが、タールマンはピクリとも動かない。相手の動きの逆を突く作戦をあっさりと切り替え、ゴール左隅にグラウンダーのシュートを放った。タールマンはシュートに反応したが、届かなかった。

 値千金の決勝弾に、宮間は両腕を突き出しながら歓喜の咆哮。「入って最高です」と語った宮間。これが決勝点となった。

 優勝を果たした前回大会(2011年・ドイツ)の初戦ニュージーランド戦でも宮間が2ー1勝利をたぐり寄せていた。1ー1で迎えた後半22分のPKのチャンスで、宮間はしっかり決勝PKを決めていた。

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