W杯での“噛み付き”事件から1年、欧州CLで再会へ

　欧州チャンピオンズリーグ（CL）の決勝でバルセロナと対戦するユベントスのDFジョルジョ・キエッリーニは、昨夏のワールドカップで“噛み付かれた”バルセロナFWルイス・スアレスとの再会にハグで応えるようだ。英国営放送「BBC」が報じている。

　昨年のブラジルワールドカップ、イタリア対ウルグアイの一戦でスアレスがキエッリーニに噛み付いた事件はまだ記憶に新しい。あれから1年近くが経過したこのタイミングで、2人は舞台をCLに移して再会を果たす。

「彼とは喜んでハグをするよ。全く問題ない」

　キエッリーニはウルグアイ代表ストライカーに対する思いをこのように語る。すでに事件は過去のことと、全く意に介していない様子だ。

「彼との間に何も問題はない。彼も同じ考えだと思うよ。彼について考えることは、1人の選手として彼がどのように動き、どんな素晴らしい技術を持っているかということ。それ以上のことは何もない」

　加入1年目からバルセロナの中心選手として活躍するスアレス。キエッリーニとの再戦ではどのようなプレーを披露するのか。そして、30歳を迎えたベテランのイタリア代表DFはこれをどのように迎えうつのか。決勝戦では2人の対戦からも目が離せない。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images