FWディバラ争奪戦にバイエルンも参戦か 4大ビッグクラブが“130億円級オファー”
去就注目のユベントス10番ディバラ、バイエルンもエースFWの動向次第で参戦へ
来季に向けて去就が注目されているユベントスのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラに、新たな移籍先候補が浮上している。ドイツ紙「ビルト」は、王者バイエルン・ミュンヘンがポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの動向次第で「1億ユーロ(約132億円)を用意して参戦する」と報じている。
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ディバラの去就問題は、先月にアトレチコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督と会食したことが報じられてから加速している。それは、アトレチコにはフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの去就問題があり、その後釜としてディバラはピッタリだという状況があったからだ。
さらに先日には、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長が1億2000万ユーロ(約156億円)の予算でディバラ獲りを決断したとも報じられている。
それに加え、バイエルンはエースFWレバンドフスキに移籍の可能性が浮上しているため、それが現実のものとなった場合は1億ユーロの予算を用意してディバラ獲得レースに参戦する方針だという。
すでにイングランド・プレミアリーグのチェルシーもディバラ獲得を狙っていることが報じられているため、アトレチコを含めると3カ国の4つのビッグクラブが1億ユーロ級の争奪戦をディバラに関して繰り広げることになろうとしている。
ユベントスはOBであり、かつてイタリア代表で活躍したアレッサンドロ・デルピエロ氏が「誰も非売品になれないクラブ」と説明するように、適正額のオファーと選手の意志があれば主力選手でも放出する伝統を持つ。それだけに、ディバラに対する1億ユーロのオファー額がユベントスを満足させるのであれば、後はディバラの意思次第となり得る。
ワールドカップを前に、すでに来季に向けたマネー・ゲームが周辺で騒がれているディバラ。果たしてイタリア王者の「10番」は、どのユニフォームで来季のスタートを迎えることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)