アーセナルOB、ドイツ代表MFエジルを酷評「このシャツを着るにはふさわしくない」
アトレチコとのEL準決勝第2戦で不発 リーグ優勝経験者のキーオン氏から厳しい言葉…
アーセナルは現地時間3日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝第2戦でアトレチコ・マドリードに0-1で敗れ、決勝に辿り着く前にヨーロッパの舞台から姿を消した。クラブOBの元イングランド代表DFマーティン・キーオン氏は、この試合に出場していたドイツ代表MFメスト・エジルのパフォーマンスに不満を示して痛烈に批判した。
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本拠地エミレーツで行われた第1戦を1-1で引き分けたアーセナル。得点が必要だったこの敵地での第2戦では、エジルら攻撃陣が不発に終わった。前半アディショナルタイムには、昨季まで同じロンドンのチェルシーに所属していたスペイン代表FWジエゴ・コスタにゴールを許して0-1で敗戦。EL初優勝を狙うも、ベスト4敗退が決まった。
今季限りで退任が決まっているアーセン・ベンゲル監督の最後を、タイトルで飾ることはできなかった。現役時代にベンゲル監督の下で3度のリーグ優勝を経験しているキーオン氏は、英衛星放送「BTスポーツ」で「私から見れば今夜の彼はこの(アーセナルの)シャツを着るにはふさわしくなかった」とアトレチコ戦での司令塔の出来を酷評した。
「これまでも何度か彼には満足できないことがあった。彼は自分のゲームをすることを選択したようにも見える。ふさわしいパフォーマンスではなかった。彼は全てを出していなかった。我々はもっと良いものを期待している。彼はワールドカップウィナーなんだ」
ドイツ代表で世界一を経験し、プレミアリーグ屈指パサーとしてアシストを量産するエジルだが、以前から安定性や継続性については課題を指摘されている。期待も大きいだけに、手厳しい批判を浴びることになった。
(FOOTBALL ZONE編集部)