「そこにウソは一つもない」 浦和DF槙野、“恩師”ハリルホジッチ氏への思いを吐露

槙野が“恩師”ハリルホジッチ氏への思いを吐露【写真:Getty Images】
槙野が“恩師”ハリルホジッチ氏への思いを吐露【写真:Getty Images】

前日に会見したハリル氏に言及 コミュニケーション不足は「分からない部分がある」

 浦和レッズの日本代表DF槙野智章は、28日のリーグ第11節・湘南ベルマーレ戦にフル出場したものの、0-1で敗れた。「自分たちらしさがなかった」と敗戦を悔やんだ一方で、前日に緊急会見を開いた前日本代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏について「ウソは一つもない」と口を開いた。

 ハリルホジッチ氏は会見内で、槙野からの言葉としてメッセージを読み上げた。

「JFA(日本サッカー協会)の決定に非常に落胆している。ビックリもした。バヒド監督と何のコミュニケーションの問題もなかったと思っている。チーム内の一選手として申し上げたい。私たちのコミュニケーションを改善、さらに良くすることは必要かもしれないが、正直にもう一度言えば、私の認識ではそういった問題は存在しなかったと思っている。個人的には監督のおかげで随分と進歩ができた。凄い厳しい監督だった。厳しい指摘を受けた。そのおかげで今の自分があると感謝したい。厳しい時間、苦しい時間もあったが、非常に嬉しい時間もあった。ハリルホジッチ監督のワールドカップが見たかった、というメッセージだった」

 槙野はこれについて「会見でハリルさんはああ言っていましたが、手紙を送ったわけではない。僕のインスタグラムを見たとは聞いていたので、それで会見で話してくれたと思う。そこにウソは一つもない」と言及。槙野はハリルホジッチ監督の解任決定後にインスタグラムに投稿していたが、それを会見で“引用”したのが実情のようだ。

 その一方で、槙野はハリルホジッチ氏の解任理由に挙げられた「コミュニケーション不足」に関しては、「僕たちとしては分からない部分もある」と話している。

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