「ガッツがある」 日本代表FW杉本健勇も称賛、「脅威を感じた4人のDF」とは?

17年J1リーグで得点ランク2位の22ゴール、代表にも定着したC大阪の杉本が明かす

 J1セレッソ大阪の日本代表FW杉本健勇は、2017年シーズンに大きく実力を開花させた選手の一人だ。惜しくもリーグ最終節で川崎フロンターレの日本代表FW小林悠にゴール数で抜かれたが、最後まで激しい得点王争いを繰り広げた。身長187センチの恵まれた体格を誇り、テクニックも兼ね備える男は、全34試合に出場して得点ランク2位の22ゴールと爆発。このまま右肩上がりの成長を続ければ、世界に通用する点取り屋になる――。そんな期待を抱かせるほどの活躍だった。

 日本代表にも定着し、11月の欧州遠征にも招集されたが同月14日のベルギー戦で左脇腹を負傷し、後日の検査で肋骨骨折が判明。さらに左足首の遊離軟骨除去手術を受けるため、12月のE-1サッカー選手権の日本代表から離脱した。それでも日本代表を率いるバヒド・ハリルホジッチ監督の評価は依然として高く、6月のロシア・ワールドカップメンバー入りを争うFWの有力候補に挙がっている。

 急成長を遂げている25歳のストライカーが、Jリーグで脅威に感じた4人のDFを挙げた。

 一人目は、日本代表でチームメイトとして戦う鹿島アントラーズの25歳DF昌子源だ。17年シーズンは4月8日のアウェー戦で1-0とC大阪が勝利を飾りながら、8月26日のホームゲームでは0-1と敗れ1勝1敗。杉本は2試合とも先発出場したが、無得点に抑え込まれている。

 昌子は杉本と同い年の25歳だ。中学時代には杉本がC大阪U-15(15歳以下)、昌子がガンバ大阪ジュニアユースに所属し、ライバルチームで鎬を削ってきた間柄だった。過去の対戦を思い出しながら、「本当に、昌子は守備の対応が上手い」と真剣な表情で賛辞を送っている。

 

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