レアル守護神が滲ませる“鹿島の教訓” クラブW杯連覇へ「簡単でないと知っている」

大会優勝の大本命レアル GKナバスが前回大会からの1年を総括「いつでも忘れない」

 欧州王者レアル・マドリードは、UAEで行われているFIFAクラブワールドカップ(W杯)で史上初の大会連覇を目指す。スペインの“白い巨人”が誇る守護神、コスタリカ代表GKケイラー・ナバスは、前回大会決勝で激突した鹿島アントラーズに延長戦まで追い込まれた“教訓”を胸に戦うという。FIFA公式サイトが報じている。

 昨季、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で史上初の連覇を達成したレアルは、今回のクラブ世界一決定戦でも大本命と目されている。

「素晴らしい12カ月だった。いつでも忘れない。どのクラブもいずれかタフな時期やシーズンを乗り越えないといけない。我々の苦境は今季序盤にやってきた。タレント、献身性、自信というものはコーチングスタッフとチーム全体に存在し得る。チーム全員で前進し、タイトルへの原動力としているんだ」

 こう語ったのは、正GKナバスだ。

 前回大会でクラブ世界一に輝き、今年6月にはリーガとCLの二冠を達成したが、今季リーグ戦は苦しみの序盤を過ごした。13日に行われるクラブW杯準決勝では、アジア王者の浦和レッズと開催国王者アルジャジーラ(UAE)の勝者と対戦するが、百戦錬磨の守護神に楽観論は存在しない。

 

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