インテル長友、フル出場で勝利貢献 伊紙は前半を問題視「ピンチ招いた」「プレー速度遅く」

左サイドバックでフル出場の長友 チームは開幕9勝2分で無敗をキープ

 インテルの日本代表DF長友佑都は現地時間30日の敵地ベローナ戦にフル出場し、チームは2-1で勝利して9勝2分でリーグ開幕からの無敗をキープした。左サイドバックの長友は、現地メディアではここ数試合の高評価に比べればやや低調な出来だった。

 インテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」は、長友を「6点」としたうえで「立ち上がりはプレー速度が遅く、ヴェルデやロムロをマークした。徐々にプレーは向上していった。いくつかのボールリカバリーでは拍手を受けた」と、前半の出来に不満が残るものだったとしている。

 また、サッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は長友を「5.5点」と採点し「前半8分にペナルティーエリア内に抜け出したロムロを見失って重大なピンチを招いた。後半は良くなったが、多少の危なっかしさがあった。ペリシッチへのサポートも十分ではなかった」と、こちらも前半のプレーを問題視。決勝ゴールを挙げたMFイバン・ペリシッチとの左サイドコンビも、この試合では機能性が低かったとしている。

 サッカー情報サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」は長友に「6点」を与え「ペリシッチが彼のサイドをあまりカバーしなかったとはいえ、ロムロを止められていなかった。徐々に、そのマッチアップ相手への対応は改善された」と、こちらもペリシッチとの関係性と試合前半の低調ぶりが指摘されている。

 

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