CL準決勝直前にリバプールサポーターが暴行受け重体 ローマから来た男2人を逮捕
地元警察の発表を受け、リバプールが公式サイトで声明
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦、リバプール対ローマの試合前にサポーター同士の痛ましい暴行事件が起こった。両クラブのサポ―ター間で発生した衝突により、53歳のリバプールサポーターが重体、そしてローマから訪れた二人のサポーターが逮捕されたと、地元警察が発表している。
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地元警察「マージ―サイドポリス」の公式サイトによると、事件が起こったのは試合が行われた現地時間24日、キックオフから約1時間前の19時35分のこと。アイルランド出身の53歳の男性がパプを訪れた際、ローマから来た25歳、26歳のサポーターと口論になり、暴行を加えられたという。
「ベルトで殴られ、地面にたたきつけられた。救急車で搬送された被害者は、頭部の治療を受けているが、彼の状態は現在危篤で、親族にも知らされている」
同サイトではこのように伝えられている。これを受けて、リバプールはクラブ公式サイトで声明を発表。「今回の事件に関し、我々の思いは非常に辛い被害者、そして家族と一緒にある。我々は彼らに対して全面的にサポートします。事件発生以降、クラブは救急サービスと連絡を取り合っており、継続する予定だ。クラブ側は観客としてマージーサイドを訪れたサポーターに情報提供を求めている」と記している。
試合はエジプト代表FWモハメド・サラーの2ゴール2アシストで、リバプールが5-2と先勝したものの、ファンにとっては悲しい事件が起きてしまった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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