なでしこ佐々木監督、24日のニュージーランド戦は「仮想スイス」

W杯初戦で対戦する相手を想定、「勝ち点3」奪う

 なでしこジャパンの佐々木則夫監督が24日に丸亀で行われるニュージーランドとの親善試合について、ワールドカップ初戦スイス戦(6月8日、日本時間同9日)を想定した前哨戦と位置付けた。
 2011年大会に続く連覇を目指す指揮官は初戦で勝ち点3を手にすることに焦点を当てた。
「W杯に向け、明日(24日)は第1戦を意識して親善試合に取り組みたい。内容としては、対スイスということを意識しつつ、システムや選手起用などの面で試行したいなと思っている。その中でも勝ち点3という狙いをもとに、親善試合を戦いたい」
 前日の記者会見の冒頭で、指揮官はカナダで行われるワールドカップ初戦の対戦相手の名前を口にした。「仮想スイス」として想定できるほど、両国の共通点は多いという。
「セットプレーで同じようなトライをしてくるし、ビルドアップも広がりを持って似たようなプレーをしてくる。我々の前線からのチェイシングを避けるような対策をしてくる。そこをどう打開するかですね。あとは前線でスピード、そして、テンポの速いサッカーを展開してくる中で、どうやって3ラインが効果的にボールを奪い、持ち前の攻守に激しいサッカーをできるか、そのようなことをチームとしてできれば、と思っている」
 指揮官はこう意気込んでいた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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