レアル下部組織の14歳中井卓大、高精度のミドル炸裂! アンカーでのプレーも披露
U-15キリンレモンCUPで2試合に出場 的確な散らしでチームの攻撃を活性化
レアル・マドリードの下部組織カデーテB(U-15相当)に所属する“ピピ”ことMF中井卓大は、28日に神奈川県で行われた「U-15キリンレモンCUP」の三菱養和SCジュニアユース、SC相模原ジュニアユースの2試合(30分ハーフ)に出場。中盤での的確な散らしでチームの攻撃を促進するとともに、相模原戦ではゴールを決める活躍を見せた。
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前日に行われた湘南U-15戦に続き、中井は2日連続でエル・ブランコの背番号14を身につけてピッチに立った。三菱養和戦の前半は中盤の攻撃的なポジションに入ると、シンプルなパスのはたきをベースに攻撃を活性化する。
前半16分に生まれた先制ゴールのシーンでは攻撃の起点になると、後半はアンカーのポジションにシフト。本来の位置ではない分だけバランスを取るのに注力していた印象があるが、後半途中までプレーした。レアルは着実に得点を挙げ、4-0と快勝を飾った。
午後に行なわれた相模原戦は後半途中から出場。レアルが3-0とリードしているということもあり、中盤深い位置でボールをはたく形が目立った。そのリズムに乗ってレアルはゴールを量産。その勢いに乗った中井も後半24分、MFデラビボラの丁寧な落としをペナルティーエリア外から右足を振り抜く。狙いすました精密なミドルシュートがゴール右隅を射抜き、チーム7点目を決めた。その後中井がデラビボラのゴールをアシストするなど、試合は最終的に8-1とレアルが大勝を飾った。
中井は試合後のインタビューで「狙い通りゴールの端っこに蹴られて、イメージした通りで良かったです。まだまだ自分は甘いですけど、レアルのトップチームを目指して頑張りたいです」と語った。
大会は29日にノックアウトステージを開催。公式パンフレットに「僕にとって非常に特別な大会です」とコメントを寄せた中井は、母国での大会で頂点を狙って貪欲にプレーしている。
(FOOTBALL ZONE編集部)