W杯メンバーに当確!? 日本代表DFが明かす「ほぼW杯決まっている二人」とは?

「"ミスせんとこう"と思ってしまうのは…」

 長谷部や長友のような“当確濃厚”と、アピールしなければいけない“当落線上”では、立場は異なる。昌子は次のように見解を示した。

「そういう人(長谷部、長友)はいいけど、それ以外の人は『ミスせんとこう』と思ってしまうのはチームとして良くない。俺はどっちかと言うとそっちに入っている。俺だけじゃなかったと思う、正直」

 ハリル監督への猛アピールが求められる選手たちにとって、「ミス」は選考上のマイナス材料になり得る。その一方、当確濃厚組はミスを恐れずにトライできるという。W杯前の避けがたい状況とはいえ、そうした立場の違いが現在のチーム内では複雑に絡み合っているようだ。

「もちろん、メンバーが確定してからは違う気持ちになると思う」

 ウクライナ戦後、5月14日にW杯予備登録35人の提出期限を迎える。同30日のガーナ戦を経て、同31日に本大会メンバー23人が発表される見込みだ(登録期限は6月4日)。最終選考の意味合いが強いガーナ戦が終わるまで、様々な思惑がチーム内で交錯することになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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