「今の代表にいるか」 本田圭佑が指摘、ハリルJに欠けている”選手のタイプ”とは?

“盟友”長友も称賛、マリ戦での本田のリスクを負った判断

 また現在の代表チームにおいて、“あるタイプ”が欠けているのではないかと提起した。それは批判も覚悟しつつも“リスクを負える選手”の存在だという。

「結果が出なかった時、ビジョンと違うことをやった時には言われる。そのリスクを選手が負えるかどうか。そして、そのリスクを負える選手が今の代表にいるかどうか。そこですよね」

 長友はマリ戦で見られた本田のプレーをクローズアップ。指揮官がウイングに相手最終ラインの裏へ抜ける動きを求めている例を挙げながら、「圭佑が(後方に)降りてきて、細かいパスを回してボランチを経由し、中島までボールが渡ったシーンもあった。そういう形が作れて、なおかつチャンスも作れれば、それは問題ない」と臨機応変さを称賛した。

 続くウクライナ戦は“仮想ポーランド”と位置づけられる。マリ戦の反省を踏まえて、本田のように“リスクを負う選手”が現れるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)



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