「諦めるな、今みたいに」 本田圭佑、期待の中島翔哉に掛けた言葉の理由とは?

本田が中島を気遣うように「ナイス、ショウヤ!」

 サイドでの競り合いから柴崎がボールを奪取し、そのままドリブルでGKと1対1の場面を迎える。だが抜かれた中島も最後まで追いすがり、ぎりぎりのところで身体を投げ出すスライディングタックルを見せて、ボールをはじき出した。

 このプレーを間近で見ていた本田がすぐさま反応。「ナイス、ショウヤ!」と中島のプレーを称賛すると、続けざまに「諦めるな、今みたいに」と声を掛けた。代表初招集の中島は、代表チームに初合流してからまだ6日目と日が浅い。そんな23歳のアタッカーを気遣うように本田は大きな声で鼓舞した。

 本田はマリ戦の後半25分から出場し、チームの出来について「話せばどうしても悪いところばかり出てしまう」と語り、他の選手も同様に危機感を強めている。そんななかで新たに現れたアタッカーを歓迎するかのように、本田がその場を盛り上げていた。

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