ハリルJ、W杯で苦戦必至!? 長友もマリ戦に悲嘆 「今、修正しないと手遅れ」

「修正するべきだと思う」と指摘したポイントは?

「本番は相手のフィジカルレベル、1対1のレベルが高いので、あのボール回しだとボールをかっさわれてショートカウンターを食らう。しかもそのスピードがえげつないんでね。ボールを持った時の組み立てのところは修正するべきだと思う」

 左サイドバックでフル出場した長友は、左ウイングで先発の宇佐美、同ポジションで途中出場の中島と縦関係を築いたが、連係面は“本番仕様”に達していないと認めている。「宇佐美と久しぶりにコンビを組んだし、中島とも初めてだったから、もっと話していかなければ」と語っているとおり、宇佐美は9カ月ぶりの招集で、中島に至っては初招集とあって、必然の成り行きであったのも事実だ。
 
 それでもW杯までの時間は限られており、「(相手のプレスに)ハメられた状況でも、二人(SBとウイング)のコンビネーションで崩せないと厳しい。僕も反省しています」と本番を見据えたコメントを残している。

「伸びしろなんて言っていられる時期じゃない。今、修正しないと手遅れになって終わりますよ」

 長友が最後に発した言葉は、ハリルジャパンが置かれた厳しい現状をそのまま投影している。

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