代表復帰の本田、途中出場も“収穫少なき一戦”に不満 「話せば悪いところばかり出る」

代表復帰の本田、後半途中出場も…【写真:Getty Images】
代表復帰の本田、後半途中出場も…【写真:Getty Images】

約半年ぶりの代表公式戦は後半25分に途中出場もゴールに絡むことはできず

 日本代表は23日に行われたマリとの国際親善試合を1-1で引き分けた。約半年ぶりの代表復帰で途中出場したFW本田圭佑は、「話せばどうしても悪いところばかり出てしまう」と、不満が残るゲームだったことを明かした。

 本田は0-1とビハインドで迎えた後半25分にピッチに送り込まれ、右ウイングに入った。ドリブルで仕掛け、「失敗はしましたけど、一つのチャンスになりそうな形の、手前の場面でしたよね。点を取るためには必要」なプレーは見られたものの、脅威を与えるまでには至らなかった。

 もっとも、相手の最終ラインを怖がらせるようなプレーが少なかったのは本田だけではなく、チーム全体に言えること。それだけに本田は「全体的にあまり話すことはないという感じです。話せばどうしても悪いところばかり出てしまうし、唯一の収穫は負けなかったことと全員が感じているはず」と、多くを語らなかった。

 27日には中3日でウクライナと対戦予定。このマリ戦を“仮想セネガル”とすれば、次は“仮想ポーランド”として、今年6月のロシア・ワールドカップのグループリーグで対戦するチームと共通した部分を持つことをマッチメークのポイントにしている。

 本田は「個人的に次の試合ではもう少し長い時間のチャンスがあると思うし、今日よりも強い相手なので、緊張感のあるテストマッチですけど、もう少し仕上げていきたい」と、代表でのアピールを誓った。

 昨夏にメキシコリーグのパチューカに移籍して以降、攻撃的なプレーで結果を残している男は、ウクライナ戦のピッチで「本田、ここにあり」を示すことができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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