本田圭佑、ハリルJで復権なるか 米メディアも注目「攻撃のリズムを作れることを…」
米メディアがW杯出場のアジア勢を特集
日本代表に復帰したパチューカのFW本田圭佑の動向は、海外メディアでも注目されている。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は、日本を含むワールドカップ本大会に臨むアジア各国を特集し、日本について「本田は監督に攻撃のリズムを作れることを思い出させなければいけない」とした。
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今回のマッチメイクはマリとウクライナだが、11月に欧州遠征を行ってブラジルとベルギーとの対戦が組まれていたことを引き合いに出し、「ヨーロッパに滞在するが、今回はより簡単な相手との対戦を必要としたのだろう」とした。その上で、メンバー構成についても特集している。
「本田が復帰したが、香川、吉田が怪我で外れた。岡崎、井手口は別の理由で招集されていない。昨年8月のオーストラリア戦で素晴らしいゴールを決めたMF(井手口)は、1月にリーズへ移籍したが、すぐにスペイン2部のレオネサへローン移籍した。そこでは90分間プレーできていない。バヒド・ハリルホジッチ監督はプレーできていない選手を呼ばない。一方の岡崎は、他のFWにチャンスを与えた。国際試合でもゴールできると他の選手が示さなければいけない」
そして本田については「メキシコでプレーする本田は、監督に攻撃のリズムを作れることを思い出させなければいけない」としている。
ハリル監督が「点を取る、取らせる選手」という選考基準を明らかにしているFWの一角として招集された本田は、米メディアの指摘通り攻撃の中心として機能した上で、さらに決定的な仕事ができるのかを示さなければいけない。この2試合がワールドカップ3大会連続出場が叶うかどうかの、運命の分かれ道になりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)