伝説の“オーバーヘッド弾”にリーガ公式が賛辞 “左足の魔術師”や天才による「永遠の愛」

ロナウジーニョの超絶オーバーヘッド弾も収録

 舞台となったのは06-07シーズンのリーガ第12節ビジャレアル戦だ。3-0で迎えた後半43分、ロナウジーニョは元スペイン代表MFシャビの右サイドからのクロスを胸トラップすると、ボールが浮いている間に身体を時計回りに回転させる。一瞬思考停止に陥ったマーカーと相手GKをあざ笑うかのように、稀代の名手は右足でオーバーヘッドキック。ボールは相手GKの伸ばした手を弾き飛ばし、ゴールネットへと突き刺さった。

 滅多にお目にかかれない超絶技だからこそ、その勇姿は人々の記憶に深く刻まれ、時が経っても色褪せることがない。歴史に名を残す名手たちは、卓越した技術と瞬間的な閃きによってオーバーヘッドキックによるゴールという離れ業を現実のものとし、永遠に愛される瞬間を生み出したのだ。

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