日本代表、3月欧州遠征「予想布陣」&「最新序列」 W杯23人に選出されるのは?

“最激戦区”で抜け出すのは? 久しぶりに招集の本田は当落線上

 攻撃的MFでは、森岡亮太(アンデルレヒト)、大島僚太(川崎)が継続招集された一方、柴崎岳(ヘタフェ)が昨年9月以来、約半年ぶりに復帰。最激戦区とも言えるこのエリアでは、香川真司(ドルトムント)と清武弘嗣(C大阪)が負傷離脱中で、11月招集組の長澤和輝(浦和)と倉田秋(G大阪)が選外となった。確固たる地位を築いている選手は誰もおらず、3月連戦では3選手の起用が予想される。ここでアピールできれば、本登録にぐっと近づきそうだ。

 最前線の中央となるセンターフォワードは、大迫勇也 (ケルン)、昨季J1リーグ得点王の小林悠(川崎)、J1得点ランク2位の杉本健勇(C大阪)が名を連ね、11月遠征で呼ばれた興梠慎三(浦和)が外れた。前線は大迫が絶対的な柱で、鋭い裏抜けと高い得点能力を誇る小林、187センチの高さと確かな足元の技術を備える杉本も、それぞれ自身の武器を持つ。大迫を軸に切磋琢磨する構図になりそうだ。

 注目は前線の両翼だろう。右ウイングでは主力の久保裕也 (ヘント)に加え、本田圭佑 (パチューカ)が昨年9月以来、約半年ぶりの代表復帰を果たした一方、所属クラブで出場機会を得られていない浅野拓磨(シュツットガルト)が選外。2018年に入ってから本田は強烈な存在感を放っており、メキシコの後期リーグで4得点5アシストと圧巻の結果を残す。序列は久保が上で、本田は当落線上に近い。今遠征で出場機会を与えられるはずだが、そこでハリル監督に自らの価値を証明できるか。

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