急死したイタリア代表DFアストーリ、死因は心不全に認定と伊メディア報道

悲しみに包まれるイタリアサッカー界、司法解剖により判明

 フィオレンティーナのイタリア代表DFダビデ・アストーリが急死した一件はサッカー界に衝撃と悲しみを与えているが、現地での捜査の結果、事件性のない自然死が認定されたという。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じている。

 アストーリは4日のウディネーゼ戦に備えてチームに帯同して前泊していたが、試合当日の朝食に姿を現さなかった。そして、宿泊していた部屋で死亡しているのが確認された。

 現地イタリアでは深い悲しみとともに同日のリーグ戦が全て延期になったが、同時にその急死についての捜査も進められた。そして、パドバ大学血管疾患センターのディレクター、ガエターノ・ティエーネ氏とウディネ大学のカルロ・モレスキ法医学教授による司法解剖の結果、自然死であることが認定。遺族に遺体を引き渡すために必要な書類に署名がされたとしている。

 記事では「肉眼的な証拠のない心不全」とされ、まさに突然死という悲劇だった模様だ。

 今後は、現地時間8日にフィレンツェで葬儀が行われる予定とされている。フィオレンティーナはアストーリとの契約を更新して遺族に寄付するという決定を発表しているが、2013年のコンフェデレーションズカップにも出場した実力者の悲劇は、深い悲しみを与えている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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