コスタリカ戦の後半で劇的に改善された日本の「ボール維持率(Sustain rate)」 データから浮き彫りになった“主力選手”の重要性

 日本代表は、ブラジルワールドカップ開幕直前の相手にFIFAランキング37位のコスタリカ代表チームを選んだ。コスタリカはイタリア、イングランド、ウルグアイと強豪ひしめく、いわゆる死の組と呼ばれるD組で日本代表と同じ14日に初戦のウルグアイ戦を迎える。

 堅守速攻を主体とするチームで、所属するD組の対戦相手を考慮すると、素早いボール回しで攻撃を仕掛ける日本代表は本番に向けた格好の対戦相手だった。両チームにとって初戦まで11日という状況で、本番モードでの様々な確認とシミュレーションを想定した試合という位置づけになる。

 日本にとって先のキプロス戦は、フィジカルコンディションが十分でないという状態でのテストマッチとなった。今回のコスタリカ戦では、その後コンディションがどこまで回復したのか、攻撃時のキーとなる選手はだれなのか、一方で守備における課題はないのか、想定されるロングボールへの対応とその後のセカンドボールに対して十分な対応が出来ていたのかを中心に分析を試みた。

 

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