ベンゲル監督後任候補にドイツの青年指揮官浮上 68歳から30歳にバトンは渡されるか

ブンデス史上最年少記録を持つホッフェンハイムのナーゲルスマン監督が急浮上

 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、成績不振で解任危機に直面している。その後任候補に、新たにホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマン監督が浮上しているという。英紙「デイリー・メール」が報じている。

 アーセナル在任22年目を迎えた68歳のベンゲル監督。その後任候補は30歳の青年指揮官だ。ナーゲルスマンは2016年2月にホッフェンハイムの下部組織からトップチームの監督に昇格したが、当時28歳での監督就任はブンデスリーガ史上最年少記録だった。

 昨季ブンデスリーガ4位でUEFAヨーロッパリーグ出場に導いた手腕からバイエルン、ドルトムントの監督候補に浮上するなか、アーセナルが動き出したという。

 記事では「ホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマンがアーセナルでアーセン・ベンゲルの後任候補の一人に浮上した」と言及。ドイツ代表のヨアヒム・レーブ監督、セルティックのブランドン・ロジャース監督、マンチェスター・シティのコーチ、ミケル・アルテタ氏、モナコのレオナルド・ジャルディム監督に続き、新進気鋭の青年監督が急浮上した。

 ナーゲルスマン監督はトップチームでのキャリアわずか3年間。名門復活を目指すアーセナルのバトンが、68歳から30歳に引き渡されるとなれば、センセーショナルな監督交代となりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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