コウチーニョ派? グリーズマン派? リーガ公式が“競演ミドル弾”に脚光「どっちを推す?」

第25節で生まれた二つの「カットイン→豪快ミドル」をリーガ公式ツイッターが公開

 リーガ・エスパニョーラは首位バルセロナにアトレティコ・マドリードが急接近し、熾烈な首位争いの様相を呈している。リーグ公式ツイッターは、両チームの前節のゲームで生まれたペナルティーエリア外からのミドルシュート動画を公開し、「どっちのゴラッソを推す?」と問いかけている。

 先に登場するのは、今季リバプールからバルサに加入したブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョだ。2月24日に行われたリーグ第25節ジローナ戦(4-1)の後半21分、ペナルティーエリア左でボールを受けると、反転から中央へカットイン。わずかなスペースを使って右足を振り抜くと、綺麗な回転のかかったシュートは右ポストをかすめてそのままゴールに吸い込まれた。すでに国王杯準決勝のバレンシア戦(2-0)で移籍後初ゴールは決めていたが、これが嬉しいリーガ初得点となった。

 対するのは、アトレチコの絶対的エースであるフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン。ハットトリックを達成した2月25日のリーグ第25節セビージャ戦(5-2)、前半42分にペナルティーアーク付近でこぼれ球を拾うと、斜めへのドリブルでマーカー3人を交わしてすかさず利き足とは逆の右足を一閃。ボールは対角線上のゴール左隅に向かって一直線に飛んでいき、相手GKの横っ飛びも虚しくサイドネットに突き刺さった。

 奇しくも同節に生まれた二つのカットインからの豪快ミドルシュート。リーガ・エスパニョーラ公式ツイッターが「どっちのゴラッソを推す?」と問いかけると、コメント欄には「100%コウチーニョ」「コウチーニョは魔術師&クラック」と、ファンの中では圧倒的にコウチーニョが優勢。なかには、「未来のレジェンド」と両者を称える声もあった。

 リーグ戦は残り12試合、両者が再びゴラッソで“競演”することも十分ありそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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