アメリカの大学女子でプレーするチャンス! “未来のなでしこ”発掘へセレクション実施
「サンディエゴスポーツオーソリティー」が長野パルセイロと共催
米国カリフォルニア州を拠点に教育業を展開する「株式会社Y.E.S. ESL International, Inc」のスポーツ事業部「サンディエゴスポーツオーソリティー(SDSA)」は、3月17日(土)と18日(日)に米国大学女子セレクションキャンプを、なでしこリーグ所属のAC長野パルセイロと共催で行う。
これはアメリカの大学への進学を目指す日本の中高生を対象としたもので、今年で第2回目の開催となる。セレクションにはアメリカの大学サッカーのトップディビジョン1にあたるNCAA(ナショナル・カレッジ・アスリート・アソシエーション)1部在籍の大学8校が参加予定で、日本の才能を求める米国大学女子サッカー部のコーチが来日する。女子サッカー界のトップを走るアメリカサッカーの最先端トレーニングセッションを行いながら、新たなタレントの発掘が行われる。
2017年3月に行われた第1回のセレクションには約60名の中高生が参加し、10名以上が奨学金のオファーを受けた。そして最終的には6名が授業料など全額免除の奨学金を受け取ることが決まった。
主催のYES社代表取締役社長を務める山内周司氏は、このセレクションキャンプを開催するにあたり、大きな「三本の矢」を掲げている。
「一つ目は日本の女子サッカーの選手をアメリカで育成するということ。そこで育った選手たちが帰国した時に、なでしこのリーグに入って活躍する、あるいは代表選手として個の力を強くしてもう一度女子ワールドカップを制しましょうというもの。二つ目は選手にはなれなかったとしても、指導者として日本に帰ってきてからも活躍できるようにするということ。そして最後の一つは、選手でもなく指導者でもなく、ビジネスや政治の世界で活躍できる女性のリーダーを育てるというものです」