シャペコエンセ、飛行機事故から生還したDFと2年の契約延長 「彼は権利を勝ち取った」

ルシェルが2020年まで契約延長 クラブ強化部「チャリティーのような契約ではない」

 ブラジル1部のシャペコエンセは、痛ましい飛行機事故から生還した選手と契約延長したことを発表した。英公共放送「BBC」が報じている。

 シャペコエンセは、2016年11月にコパ・スダメリカーナの決勝に出場するためコロンビア遠征を行っていた。しかし、その飛行機が墜落し、19人の選手とスタッフを含む計71人が死亡するという痛ましい事故に巻き込まれていた。

 その悲惨な事故のなかで一命をとりとめた28歳のDFアラン・ルシェルは、2017年8月にバルセロナと行った親善試合で復帰。その後もプレーを続け、今回2020年まで契約延長することに合意したという。

 クラブ強化部のルイ・コスタ氏は「チャリティーのような契約ではない」とし、「彼は人生最大の危機に直面しながらも、ユニフォームを着続ける権利を勝ち取った」とコメント。あくまでも実力を高く評価してのものだとしている。

 元川崎フロンターレのMFアルトゥール・マイアや、元京都サンガF.C.のDFチエゴなど、Jリーグに縁があった選手たちも犠牲になった事故から1年以上が経過した。数少ないカムバックを果たしたルシェルは、シャペコエンセ復活の“生き証人”として今後もプレーしていくことになる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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