偉人ニュートンも脱帽!? 衝撃オーバーヘッド弾の反響は世界へ 「重力に逆らった」

仏3部アンタントFWシーのアクロバティックな大技に脚光

 フランスでは、ブラジル代表FWネイマールやフランス代表FWキリアン・ムバッペを擁するパリ・サンジェルマン、日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユ、コロンビア代表FWラダメル・ファルカオがプレーするモナコなどがしのぎを削るリーグ・アンが世界的な注目を集めているが、同3部リーグで生まれたスーパーゴールが脚光を浴びている。欧州トップリーグ級の芸術的なオーバーヘッド弾はすでに「アクロバティックな傑作」と称賛されていたが、歴史上の偉人になぞらえた報道も飛び出すなど、反響は広がっている。

 注目の一撃は、現地時間23日のリヨン・デュシェールとアンタントSSGの一戦(2-2)で生まれた。

 敵地に乗り込んだアンタントが1点ビハインドで迎えた前半30分だった。センターサークル斜め左の約40メートルの位置でFKを獲得し、前線にロングボールを供給。フランス人FWウィリアム・シーがダイアゴナルな動きでペナルティーエリア内左に入り込むと、ゴールに背を向けて相手を背負いながらジャンプして右足で合わせる。お手本のような完璧なオーバーヘッドシュートは、美しい弧を描いて相手GKの頭上を抜き、同点弾が突き刺さった。

 クロアチア紙「Sportske Novosti」が「アクロバティックな傑作」と称賛すれば、フランス3部「ナシオナル」公式サイトも、「ウィリアム・シーの壮大な回転弾」「これは間違いなくシーズンベストゴールの一つだ」と動画付きで紹介していたが、反響は欧州最高峰リーグとして知られるリーガ・エスパニョーラのスペインも反応を示している。

 

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