王者の運命、節目の記録、古巣対決… 2018シーズンJ1開幕節9試合の見どころは?

新たな試みで、鳥栖と神戸の「フライデーナイト」ゲームで幕開け

 2018シーズンのJ1リーグがいよいよ23日に開幕する。新たな試みとして、「フライデーナイト・Jリーグ」と題して金曜日開催でスタート。昨季悲願の初タイトルを手にした川崎フロンターレの連覇なるか、最後まで優勝を争った鹿島アントラーズが雪辱するのか。あるいは、アジア王者ながらリーグ7位に終わった浦和レッズの逆襲か。そして、魅力あふれる昇格組3チームの運命やいかに。シーズンを占う上で重要な一戦となる開幕戦を展望していこう。

 今季のオープニングを飾るのは、サガン鳥栖とヴィッセル神戸の一戦だ。鳥栖は長らくエースとして活躍してきた元日本代表FW豊田陽平が、蔚山現代(韓国)への期限付き移籍で退団。残された顔ぶれが、どれだけ迫力のある攻撃を見せられるかが鍵となる。また、開幕戦でいきなり昨季所属していた古巣と激突する新加入のMF高橋秀人もキーマンの一人だろう。

 一方の神戸は、ディフェンスリーダーだったDF岩波拓也が浦和レッズに去り、逆に浦和からDF那須大亮が加入した。前線では元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが日本で2シーズン目を迎え、さらにアビスパ福岡からFWウェリントンを獲得。強力2トップの破壊力は脅威になるだろう。さらに、神戸はJ1通算200勝にリーチを掛けており、節目の勝利で気持ち良くスタートダッシュを決めたい。

 

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