マンU守護神デ・ヘアが神セーブ、現地解説陣も称賛「ストライカーに恐怖を植え付ける」

CL16強セビージャ戦、27本のシュートを浴びるもユナイテッドGKデ・ヘアが好守

 現在のサッカー界で世界最高のゴールキーパーの一人とも言われるのがマンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアだ。驚異的な反射神経を誇る守護神は現地時間21日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の16強第1戦の敵地セビージャ戦(0-0)でビッグセーブを披露してチームを敗戦の危機から救い、現地解説陣から称賛を浴びている。

 試合の主導権を握ったのは、プレミアリーグ2位のユナイテッドではなく、リーガ5位のセビージャだった。英公共放送局「BBC」のデータによれば、ボール支配率57%と上回ったアンダルシアの雄は、計27本(枠内8本)のシュートを放った。

 それでもユナイテッドが無失点で試合を終えられたのは、最後方に構えたデ・ヘアの鬼神のような活躍があったからだ。セビージャにとって最大の決定機とも言えたのは、前半終了間際に右クロスをFWルイス・ムリエルが頭で合わせたシーン。ゴールエリアのライン上から放たれた至近距離のヘディングシュートをデ・ヘアは右手一本ではじき出し、大ピンチを救った。

 “神セーブ”とも言えるそのプレーをはじめ、何度も好守を披露した守護神のパフォーマンに、かつての対戦相手や同僚選手も舌を巻いている。

 

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