浦和FW李忠成、英国での“弓矢弾”再脚光に反応 「全ての人達に感謝」「Chunくん若い」

12年2月に決めた移籍後初得点の映像をサウサンプトンが投稿し、李もSNSで反応

 J1浦和レッズの元日本代表FW李忠成がインスタグラムを更新。かつて自身が在籍し、現在は日本代表DF吉田麻也がプレーするサウサンプトンが2012年2月に李が決めた移籍後初ゴールの映像を公式ツイッターでアップし、イングランドで再脚光を浴びた。これを受け、李はSNSで「ありがとう」と感謝の意を示すとともに、「サウサンプトンFCの更なる繁栄と発展を祈る」と“古巣”への思いを綴った。

 李は12年1月にサンフレッチェ広島からサウサンプトン(当時2部)に完全移籍。そして迎えた同年2月18日の第32節敵地ダービー・カウンティ戦(4-0)で後半途中から出場し、ドリブルでペナルティーエリア内に侵入すると、相手にマークされながらも左足を強振。相手GKも防ぎきれない強烈な弾道の一撃が、ゴール右上に突き刺さった。

 名刺代わりのスーパーゴールを決めた李は、代名詞となっている弓矢を射るゴールパフォーマンスをサポーターに披露し、拍手喝采を浴びた。この鮮烈弾はクラブ年間最優秀ゴール賞に選出されるなど特大のインパクトを残したが、サウサンプトンは公式ツイッターで6年後の同日に李のゴール動画をアップ。「フラッシュバック:李忠成の豪快弾」と特集し、「李忠成が、2012年2月に本拠地で4-0勝利のダービー・カウンティ戦でセンセーショナルなゴール」と伝えた。

 これに反応したのが李本人だ。翌19日に2度に渡ってツイッターを更新。一つ目の投稿で「ありがとう、サウサンプトンFC」と英語で感謝の意を示すと、続く二つ目では「サウサンプトンの街、人、サウサンプトンFCに関わる全ての人達に感謝。サウサンプトンFCの更なる繁栄と発展を祈る」と綴った。そして最後には、「麻也の早期復帰と成功を願う!」と左膝の負傷で離脱が決まった吉田にエールを送っている。

 同様の内容が投稿されたインスタグラムでは、クラブ名や愛称の「セインツ」のほか、「#タイタニック出航の街」「#年間ベストゴール」「#Chunくん若い」といったハッシュタグが添えられている。

 李にとって、1年半を過ごした“古巣”への思いは今なお熱いものがあるようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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