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インザーギ監督続投はクラブのイメージダウンを防ぐため? 伊紙が報じる
伊紙「インザーギは今のところチームに残る。イメージを潰すことはもうやめた」
今季10位と不振のACミランが更迭寸前だったフィリッポ・インザーギ監督をこれ以上のクラブのイメージダウンを防ぐために暫定措置として続投させると、イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
ジェノアに1-3で敗れ、連敗中のミランは欧州カップ戦の出場権を2年連続で失おうとしている。サポーターの観戦ボイコット、選手との対立、強制合宿など明るい話題のない名門はタイ富豪との身売り交渉の真っ最中で、ある方針を固めたという。
「インザーギは今のところチームに残る。イメージを潰すことはもうやめた」
記事ではそう報じている。
昨季はクラレンス・セードルフ前監督を更迭。今季、2年連続でクラブの功労者を解任すれば、さらなるイメージダウンは避けられない。低迷が続く中、下部組織のプリマベーラを指揮するOBのクリスティアン・ブロッキ氏を暫定監督に就任させる準備を進めていたが、首脳陣はインザーギ続投に踏み切ったという。
名門として名を馳せた当時では考えられなかったような負の連鎖に襲われているミランだが、インザーギ監督の残留によって地に落ちようとしているイメージを上げるできるだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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