アーセナルFWラカゼットが最大6週間の離脱 オーバメヤン不在のELで戦力低下の懸念浮上

今季リーグ戦9ゴールのエース、左膝の関節鏡手術を行う

 アーセナルはフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットが膝の手術を受け、最大6週間の離脱となることが分かった。今季9得点を決めていたチーム内得点王の離脱により、ドルトムントから新加入のガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンへの期待が高まるが、同選手が出場資格のないUEFAヨーロッパリーグ(EL)では戦力低下が懸念される。

 英紙「デイリー・ミラー」によれば、ラカゼットは現地時間13日に左膝の関節鏡手術を受けたという。全治は最大6週間の見込みで、3月末まで復帰はできそうにないようだ。

 昨夏にリヨンから加入した俊足ストライカーはここまでリーグ戦26試合に出場し、チーム単独トップの9得点を決めていた。アーセン・ベンゲル監督にとっては新たな頭痛の種が生まれた。

 これにより、期待が高まるのは1月にドルトムントから獲得したオーバメヤンのゴールだ。加入直後の2試合ではラカゼットの代わりに1トップで先発し、3日のエバートン戦(5-1)ではいきなり1得点を決めていた。

 ただし、15日に行われるスウェーデンのエステルスンドFKとのEL決勝トーナメント1回戦では、オーバメヤンが登録メンバー外。戦力不足が浮き彫りとなっている。ここまでリーグ戦6位と苦戦中のアーセナル。エース離脱の危機を乗り越えることはできるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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