パチューカ本田、ベラクルス戦で決勝アシスト 後期全6試合で得点に絡む出色の輝き

CKからゴールを演出し3試合ぶり白星に貢献 後期リーグ3得点4アシストと好調維持

 パチューカのFW本田圭佑は現地時間11日、リーガMX(メキシコリーグ)後期第6節の敵地ベラクルス戦に6試合連続で先発出場し、前半35分に右CKからMFグティエレスの先制ゴールをアシストした。試合はそのまま1-0でパチューカが勝利し、3試合ぶりの白星を挙げた。

 後期リーグ6試合連続スタメンとなった本田は、この試合でも得点に絡んだ。0-0で迎えた前半35分、パチューカが右CKのチャンスを得るとキッカーは本田。左足から放たれたライナー性の鋭いボールがニアサイドに飛ぶと、グティエレスが体を投げ出しながら頭で合わせる。巧みなヘディングによって軌道が変わったボールは、弧を描きながらファーサイドのネットに吸い込まれた。本田はこれで後期リーグ4アシスト目となった。

 その後は1点を追うホームのベラクルスがボールを保持する時間が長く続いたが、パチューカは集中力を切らさないディフェンスを見せた。本田も守備に回る時間が長くなり、後半27分にFWパラシオスと交代しベンチに退いた。

 試合はその後もスコアは動かず、パチューカは後期リーグ初の無失点で3試合ぶりの勝利。戦績を2勝1分3敗とした。本田は3試合連続ゴールこそ奪えなかったものの、後期リーグ6試合で3得点4アシスト。全試合で得点に絡む出色のパフォーマンスを見せており、ワールドカップイヤーに突入後、好調を維持している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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