元リバプールMFペナント、性的動画拡散で契約解除の悲劇 本人は否定も真相はいかに?
ペナント夫妻と見られる二人の性的動画がネット上で拡散、本人はツイッター上で否定
かつてプレミアリーグのリバプールなどに所属したMFジャーメイン・ペナントが、恥ずかしい形で自らの汚名を晴らさなければならない事態となっている。ペナント、そして彼の妻と見られる人物の性的動画がインターネット上で拡散しているが、本人がツイッター上で否定する羽目になったことをスペイン紙「AS」が伝えている。
騒動のきっかけとなったのは、英紙「サン」の報道だ。現地時間9日に突然、ウェブカメラでペナントとその妻でモデルのアリス・グッドウィンが性的動画を撮影したと報じた。ペナントとされる人物は顔を隠しており本人である確証はないが、身体に入っているタトゥーによって、インターネット上の視聴者が“ペナントではないか”との意見が多く集まったのだという。
この騒動を重く見たのは、ペナントが所属する下部リーグのビラーリクレイ・タウンFCだった。現地時間10日に公式ツイッターで「我々は今日、ペナントの退団を発表する。クラブとしては、今季の彼の貢献ぶりについて感謝したいと思う」と即座に契約解除したことを発表した。
これに納得いかないのはペナントだ。自身のツイッターでこのように記している。
「俺をポルノスター扱いするなんて……冗談以外の何物でもないよ。今も、これからも決してそんなことにならない」
またペナントは「ミラー」紙の当該記事を名指しして「俺たちの弁護士は現在、この案件に対応している。このような報道はやめる必要がある。なぜならこんな“作り話”を書く誰かに、簡単なターゲットになるわけにはなれないからだ」と、徹底抗戦することを表明した。性的なスキャンダルは洋の東西を問わず大騒動となるが、クラブまで契約解除されるという悲劇に見舞われたペナントの真相は、どう明かされるのだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images