インテル、アルゼンチン代表MFパストーレを巡りPSGと交渉決裂 中国人オーナーが拒否か

PSGは7億円を要求 インテル強化部がオーナーを説得も獲得見送りの結論に

 イタリアの強豪インテルはパリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表MFハビエル・パストーレの獲得を目指していたが、その交渉は決裂に終わった模様だ。その理由をインテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」は中国人オーナーの判断によるものとしている。

 インテルはパストーレ獲得を目指し、パストーレの代理人もミラノ入りして最終交渉がもたれていた。しかし、PSGが要求する半年間の期限付き移籍に対する500万ユーロ(約7億円)の支払いをインテルのオーナーである中国企業の蘇寧グループは拒否。インテル強化部の説得もむなしく獲得見送りの結論が出され、代理人もパリに戻ったという。

 サッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、この交渉結果はPSGからパストーレに伝えられたとして、移籍交渉の全てが終了したと報じている。

 インテルからは日本代表DF長友佑都がトルコの強豪ガラタサライへの期限付き移籍が決定的だが、前線の補強は進まなかった。ポルトガル代表MFジョアン・マリオを放出した後釜の「10番」として期待を寄せていたパストーレ獲得に失敗したインテルは、後半戦に巻き返しを図れるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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