インテル残留に執念… イタリア代表FWエデル、新たに4クラブのオファーを拒否

クリスタル・パレス、ゼニト、中国の2クラブから打診も全て却下と伊メディア報道

 インテルのイタリア代表FWエデルが、冬の移籍市場で次々に舞い込むオファーを軒並み却下してチーム残留に執念を見せているという。インテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」が報じている。

 エデルはインテルの前線で余剰人員となりつつあり、今冬の移籍市場で補強を試みながら選手登録枠の問題で交渉が難航しているクラブ側からは、放出の対象にされていると報じられてきた。そのエデルに、国内外のクラブからオファーが殺到しているという。

 イタリア国内ではこれまで古巣サンプドリアからのオファーが報じられていたが、新たにイングランドのクリスタル・パレス、インテル元指揮官のロベルト・マンチーニ監督が率いるロシアのゼニト、そして二つの中国クラブから獲得オファーが舞い込んでいるとされた。中国クラブは完全移籍、クリスタル・パレスとゼニトからは買い取り義務付きの期限付き移籍でのオファーだという。

 しかしインテル残留を望むエデルは、これらのオファーを全て却下したという。そのため、現時点でエデルはインテルに残留する状況にあるが、クラブは新たなオファーを待ち受けていると報じられている。

 インテルでは日本代表DF長友佑都に、スペインのベティスとトルコの強豪フェネルバフチェからオファーが舞い込んでおり、クロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチに対しても複数クラブが獲得に乗り出している。全てのオファーを却下して残留に強硬な姿勢を見せるエデルには、残り数日となった冬の移籍市場でさらなるオファーが舞い込むのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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