元アメリカ代表FWが「本田と同等の給与」でメキシコ参戦 「月給1500万円」と報道

16年に引退していたドノバンがレオンの熱烈オファーを受けて現役復帰

 近年のリーガMX(メキシコリーグ)各クラブは、パチューカが本田圭佑を獲得するなど、国内だけではなく各国で名の通った選手を獲得する意欲を強めている。そこに新たに加わろうとしているのが、元アメリカ代表FWランドン・ドノバンだ。引退を翻意してレオンで現役復帰することになるが、そのサラリーは本田級の“VIPクラス”になる模様だ。ホンジュラス紙「ディエス」が報じている。

 2000年以降、アメリカ代表のエースに君臨し、ワールドカップも02年の日韓大会から10年南アフリカ大会まで3大会に出場。代表通算57ゴールの記録は同国史上最多の数字で、ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンやプレミアリーグのエバートンでプレーするなど、“サッカー不毛の地”と言われたアメリカを力強くけん引する存在だった。

 14年に一度は現役を引退したものの、2年後の9月に復帰。その後、16年限りで再びスパイクを脱いだものの、今回35歳の年齢ならまだプレーできると踏んだレオン側が熱烈なオファーを出し、ドノバンが応じる形となったようだ。ドノバンがレオン入りする際には、熱烈なファンが本人を迎え入れているが、金銭面でも破格の扱いとなっている。

 同紙やスペイン紙「AS」メキシコ版によると、「ドノバンはパチューカのケイスケ・ホンダと同等の給与を受け取ることになるだろう。なおパチューカは月給250万ペソ(約1500万円)を払っている」と、同国リーグでは破格の金額であることを伝えている。年俸ベースにすれば、日本円にして約1億8000万円となる。これはドノバン、そして本田のネームバリューが世界的に大きいからこその契約なのだろう。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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