悪童バロテッリ、来季ユベントス加入で個人合意か 移籍金ゼロの5年契約と英紙報道

昨季加入したニースで復活、今季も公式戦24試合18ゴールと爆発

 イタリア王者ユベントスが、来季の補強としてフランス1部ニースで復活を遂げた元イタリア代表FWマリオ・バロテッリの獲得に動き、個人合意に達しているという。英紙「ザ・サン」が報じた。

 バロテッリはインテルやマンチェスター・シティ、ACミランでプレーした2014年までは活躍を見せたものの、その後のリバプールや二度目の在籍となったミランでは不発で、「終わった選手」や「お荷物」との評価を受けてきた。しかし、昨季ニースに加入すると復活を遂げ、リーグ戦で23試合15得点をマーク。今季も公式戦トータルで24試合18ゴールと高い得点力を見せつけている。

 そのバロテッリの代理人であるミノ・ライオラ氏とユベントスの間で交渉が持たれ、ニースとの契約が6月で切れるため移籍金ゼロ、来季からの5年契約で加入することですでに合意に達しているという。ユベントスにはアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが所属するが、12月で30歳になったイグアインと併用する構想だという。

 資金面では今季限りでの引退が濃厚になっているイタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンの年俸が浮くことから問題ないとされている。

 

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