ユナイテッド、モウリーニョ監督と契約延長か 破格の年俸22億円+ボーナス提示へ

立て直しを図るモウリーニョをクラブ側は評価、契約延長の動きと英紙報道

 マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は今季も各メディアを賑わす発言を繰り返しているが、英紙「ガーディアン」によるとクラブ側は契約延長に向けての動きを見せており、年俸は監督として破格の22億円に達する模様だと報じている。

 ユナイテッドは今シーズンのプレミアリーグ、同都市のライバルであるマンチェスター・シティの絶好調ぶりに勝ち点12差と突き放されているものの2位をキープ。UEFAチャンピオンズリーグでも決勝トーナメント進出を果たしている。またモウリーニョ監督就任初年度にはリーグカップ、UEFAヨーロッパリーグを制しており、デイビッド・モイーズ、ルイス・ファン・ハール体制下で低迷したクラブを立て直している。

 この実績をユナイテッド側も評価しており、ポルトガル人指揮官に対して契約延長を提示する段階に来ている。またモウリーニョ監督本人も「私は退任するつもりはないし、クラブが“去ってくれ”と言った時にクラブを離れるつもりだ。自分の希望としてはクラブに残留し、働き、改善し続けたい」と語っており、留任が基本線となっている。

 両者の契約は2019年夏までとなっているが、新たな契約延長で指揮官が得る金額は莫大なものとなりそうだ。

 同紙によると年俸1500万ポンド(約22億円)にプラスしてボーナスも得る内容となる模様。破格の契約内容によって誠意を見せ、アレックス・ファーガソン元監督のような“モウリーニョ・ユナイテッド”の長期政権の足場を固める――。クラブ側にはこんな青写真が描かれているのだろう。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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