乾貴士の2年前のゴラッソに再脚光! リーガ公式「見事な初ゴールでその名を知らしめた」

2016年1月10日に生まれた乾のリーガ初得点を、公式ツイッターが動画付きで称賛

 エイバルの日本代表FW乾貴士は、リーガ・エスパニョーラ在籍3シーズン目を迎えた今季、チームの攻撃を担う中心人物として完全に定着し、現地メディアでの報道も数多い。そのなかでリーガ・エスパニョーラ公式ツイッターは、2016年1月10日に乾がエポックメーキングな一撃を決めたことを、動画付きで紹介している。

「エイバルのタカシ・イヌイは2年前のこの日、見事な初ゴールによってその名を知らしめた!」

 このメッセージに添付された動画は、リーガ第19節エスパニョール戦での一場面だ。今も主戦場とする左サイドでボールを受けた乾は、小気味良いドリブルでするするとペナルティーエリア約45度の位置に進入。後手に回ったエスパニョールの右サイドバックとカバーに入ったもう一人のマーカーを見透かしたかのように、右足インフロントでシュートを放つ。するとボールは相手GKの必死のセーブも及ばず、ゴール右上を射抜くゴラッソとなった。

 この得点は15-16シーズン、エイバルに加入した乾にとって記念すべき初ゴールだった。鮮やかな一撃に乾も会心の表情を浮かべてガッツポーズ。その後喜びを分かち合いにきたチームメイトには、日本人らしくお辞儀で返すシーンも収められている。

 コンスタントな活躍によって定位置を得た乾は、昨季最終節のバルセロナ戦での2ゴール、今季も第17節ジローナ戦で開始41秒弾やリーガ通算7万ゴールを決めるなど、何かと話題を提供している。日本人にとって“鬼門”の地だったリーガで立ち位置を確立した乾は、国際的にも注目される選手の一人になりつつあるようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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